水濡れ・水没の対処法
水没した時の対処方法
携帯電話を水没(水濡れ)させてしまい電源が入らない!
と言われてご来店されるお客様が年に何十人もおられます。
一番多いのが、ポケットに入れたまま洗濯をしてしまうケース。
途中で気づいて慌てて取り出したら電源が入らない・・・
こんな時には、気がつくのはOKなんですが、途中で取り出すのはNGです。
むしろ洗剤が残ってしまうので、洗濯 → すすぎ → 脱水
と通常の洗濯を最後まで行った方が、洗剤の残りも無く、余分な水分も無くなります。
いずれにしても洗濯機での水没は、復活の可能性はかなり低いのですが、
何もしないよりは良いので、洗濯終了後に乾かしてみてください。(手順は下記に)
洗濯機で洗ってしまうほどの水没はもうどうしようも無いかもしれませんが
トイレや洗面所に落ちたぐらいならまだ何とかなるかもしれませんよ?
ということで今回は水没後の正しい処置の仕方をお教えします♪
水没後、誰もがやる行為はまだ大丈夫なのか確認するため携帯の電源をいれますよね?
実はこれが一番いけないんです。(水分が残っているので基盤ショートの原因になります。)
1.まずは電池パックを抜き取りましょう。
※携帯の電源を入れた後、奇跡的にも電源がついた人は間違いなくこのまま使い続けるでしょうね。
これも絶対にやっちゃいけません。少なくとも水に浸かってるのですから乾燥させましょう。
乾燥させる時には通気性を良くするために電池蓋、miniSDカードの蓋、イヤホン蓋など取り外しができる蓋は全て取り外しましょう♪
2.ありとあるゆる蓋を外しましょう。(無理して本体カバー等は開けないように)
乾燥ですが一番身近にあるドライヤーを使うのが効果的なんですが基盤や外装が変形したりするので温度に注意して、温風ではなく冷風の方が良いでしょう。
3-1.ドライヤーを温風で使う場合、温度に注意して乾燥させましょう。
3-2.自然乾燥の場合、日当に立てかけて置きましょう。
3-3.シリカゲル(乾燥剤)を使用するのも効果的です。ホームセンターに売っています。
これは密封できるタッパー等にシリカゲルと携帯電話を1日以上は入れっぱなしにしておく方法です。後は携帯と電池パックの中身の水分が取れるのを待つだけなんですが最低でも1日は放置して置かないと完全に乾燥できません。
もう一度、手順のおさらいです。
1.電池パックを抜き取る。
2.ありとあらゆる蓋を外す。
3-1.ドライヤーを使う場合、温度に注意して乾燥させる。
3-2.自然乾燥の場合、日当に立てかけて置く。
3-3.シリカゲルの場合は容器に入れっぱなしにする。(電池パックも)
4.最低でも1日は放置。自然乾燥の場合はそれ以上放置する。
あくまでの急場での対処方法ですので、全ての携帯電話が復活するとは限りません。
運よく電源が入ったとしても、データーが消去されている可能性もあり、ましてや一度は水に濡れたことで将来的に内部の基盤や金属は腐食する可能性も考えられます。
復活したら、まずデーターの保存や移行を行い、少しでも不具合を感じたら、新しい携帯電話に交換して下さい。
とにかく不測の事態に遭遇する前に大事なデーターは別の場所で管理・保存しておくのが何よりです。
携帯電話でお困りの時には、お近くの携帯ピーズへご相談下さい。